拡張ボードを調べる

電源を入れるとエラーになる問題について、「困ったときは、外せるものはすべて外すべし」という
教訓を思い出しました。AT互換機を組み立てたときに、先人から聞いた言葉です。

そこで、管理人のACE-HDの状態を再確認してみると、
・CPU: Xcellent30sに換装済み
・内蔵メモリ:1MB増設ボード内蔵済み
・スロット1: システムサコムのSCSIカード
・スロット2: Xsimm10、10MBフル実装状態
・内蔵HDD:SASI 20MBのものは撤去済み
です。

そこで、拡張スロットから確認してみることにしました。
するとXsimm10のボードを抜いて電源を入れてみたところ、なんと、状況が前進しました。

これですよ、これが見たかったんです。

ちなみにフロッピーを入れてみましたが、その話しは後ほどします。

Xsimm10

ACE-HDのメモリは、標準で1MB、内蔵用の専用メモリを1MB増設したあと、
拡張スロットにも増設メモリボードが挿せる、という構成です。
メモリマップ上は最大12MB増設可能ですが、純正のメモリボードは4MBのものしかなく、
2スロット使っても内蔵2MBと合わせて10MBまでしか増設できません。

また、純正メモリボードは高額だったものですから、しばらくは2MBで使っていました。
しかし、大学生になって、多少、お金を稼ぐようになったとき、ついに増設を敢行しました。

その時に使ったのが、東京システムリサーチ製のXsimm10というメモリ拡張ボードです。

このボードには、30ピンSIMMというモジュールを4枚(2枚組×2セット)挿して使います。
X68000用のメモリではありませんが、当時、比較的安価で大容量なメモリとしてパソコンショップで
購入できました。

これを、4MBが2枚、1MBが2枚の合計10MB構成にしたものを、拡張スロットに差し込むと、
一枚でプラス10MB、合計12MBのフル実装が可能になります。

そんなにメモリを載せて何をしていたかというと、あまり大したことはしませんでしたが、
あの時代の「メモリフル実装」という満足感は、何物にも例え難い感じでしたね。

しかしながら、管理人のACE-HDの起動エラー問題については、これが原因に関わっているようです。
どこが壊れたのかまではわかりませんし、壊れたのはボードではなく、スロット側かもしれません。
追跡調査するだけの技術がありませんし、10MBのメモリは、今となっては惜しいものでもありませんので、
ここは潔く、このボードを外すことにしました。

後日の調査により、メモリボードは正常であることを確認しました。

SCSIボード

X68000用としてはその当時ポピュラーだった、システムサコム製のSCSIボードです。
純正品もありましたが、ちょっとだけ安かったような気がします。

3.5インチMOドライブを使い始めた時に、一緒に購入しました。

SUPER以降の機種には本体にSCSIインタフェースが付いていますので、
EXPERT,PRO世代までのユーザは、このカードか、後に満開製作所が発売した「Mach-2」を使って、
SCSIハードディスクやCD-ROMを接続していた人が多いと思います。

今回の起動エラー問題調査に際して一旦外してみましたが、これは挿してみても問題なかったので、
とりあえずもとに戻しておきました。

まとめ

10MBのメモリ増設を取り除くと、X68000らしい懐かしい画面を久しぶりに見ることができました。
そこでおもむろにシステムディスク(のバックアップディスク)をドライブに入れてみましたが、
・ドライブ0に入れると、すぐに吐き出す。
・ドライブ1に入れると、3回ぐらいアクセス音(「こんこんこん」というやつ)がしたあと沈黙
という、中途半端な状態で止まってしまいました。

しかし、「エラーが発生しました。リセットしてください。」よりは、かなり見込みのある状態に
なっと思います。次は、フロッピーディスクドライブを調べてみようと思います。


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