フロッピーディスクドライブ

経年劣化でポピュラーな問題として、フロッピディスクドライブのトラブルが報告されています。
管理人のACE-HDも、現役の終わりごろになるとHDDやMOばかり使っていて、たまに使おうとすると
片側のドライブでCRCエラーに悩まされるような状況だったような気がしています。

FDDは、分解してグリスを塗りなおして復活させたという報告をよく見ますので、
それらを参考に実践してみたいと思います。

ディスクドライブユニットの取り外し

左タワーのカバーを外してからの作業となります。
フロッピー用フラットケーブルコネクタを底面基板側抜きます。
それと、背面の拡張FDDコネクタの方も抜きます。

フラットケーブルのマジックテープをはがしたら、フロントパネルのイジェクトスイッチから伸びてきている、
2つの色違いの4端子コネクタを抜きます。ドライブ0が茶赤橙黄、ドライブ1が緑青紫灰でした。

ドライブ上面側にはアクセスランプのケーブルがあります。こちらも色違いで同じような配色です。
こちらは、HDDが付いている状態だとちょっと抜きにくいです。

あと外すのは、電源ケーブルです。

写真は電源ユニットから来ているコネクタですが、これを二股に分けるケーブルを経由して、
各ドライブに電源を供給しています。このうち、ドライブ1側の電源コネクタは、
底面ボード行き電源ケーブルと干渉しやすいので、ユニットを出し入れするときには注意します。

次に、プラスドライバーで固定ネジを外します。
FDDを抑えているのは3本だけのようですが、ついでなので、壊れてしまった20MBのHDDも撤去しました。

このあと、2つのドライブごとに分解するのですが、見分ける方法は、JJ2,JJ1のジャンパーで、
ともに左端なのが下側(ドライブ0)、ともに左から2番目なのが上側(ドライブ1)とメモっておきます。
側面のネジを合計8本外して、抜き取ります。

ドライブの分解清掃

2つのドライブを取り出したら、それぞれ清掃したいと思います。
最初に、ヘッドなどを覆っている薄い金属カバーを外します。
まず、精密ドライバーで大小2本ずつ計4本のネジを取り外し、それからヘッド付近で基板を抱き込んでいる
部分のカバーを少し変形させて取り外します。

すると、らせん状のヘッド駆動軸が見つかります。
この軸のすべりが悪くなってくると、ディスクアクセスの際にエラーが発生しやすくなるんだそうです。

ということですので、綿棒を使ってできるだけ汚れた油を落とし、機械用のグリスを少し塗ってみました。

ところで、X68000のフロッピーディスクドライブは、オートイジェクト対応です。
ヘッド掃除した面の裏側に、それらしきモータとメカニズムが見えます。
ついでなので、ここも掃除しておきました。

掃除結果

組み立てて立ち上げたところ、なんと、ちゃんとシステムディスクを読み込み、
Human68kが立ち上がってきました!

とりあえず、復活の第1段階クリアかもしれません。

試にシステムディスクをブランクディスクにコピーしてみたところ、
書き込み側(ドライブ1)で途中までうまくいきましたが、終わりごろに、
「無効なメディアを指定しました」「CRCエラー」などが出てしまいましたが、
これだけだと清掃が甘いのが原因か、それともフロッピディスクが悪いのか特定できません。
でも、システムが立ち上げられるようになったので、今後はチェックがやりやすくなりそうです。


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