PICマイコン制御式疑似SASIコントローラ

必要な情報がそろい、必要な部品がそろったところで、まずは今回の主役である
制御ボードを製作しました。

構成するモジュールやマイコンをつないだだけの単純な回路なのですが、
8ビットバス2組に加えて制御信号も相当数あって、配線はおぞましい状態になりました。

お金があったらプリント基板で作りなおしたいものです。

回路構成

こういうものを解説するには回路図が必須かもしれませんが、実物を作りたい気分が先走り
既に作ってしまったものですから、今更回路図を引くのは全然気乗りしません。
参考までに、PICマイコンの端子に何をつないだかのメモを示します。

PIC端子用途接続先備考
1MCLR(in)SASI-RESETリセット
2RA0(in)FT245-TXEUSB送信可能
3RA1(in)FT245-RXFUSB着信あり
4RA2(out)FT245-WRUSB送信
5RA3(out)FT245-RDUSB受信
6RA4(out)FT245-RST繋いだだけで未使用
7RA5(in)FT245-PWE繋いだだけで未使用
8RE0(out)LEDBUSY信号確認
9RE1(out)LEDデバッグ用
10RE2(out)LED転送フェーズ確認
11VDDFT245-3V3
12VSSGND
13OSC120MHz
14OSC220MHz
15RC0(in)SASI-ACKハンドシェイク用
16RC1(out)SASI-MSGメッセージフェイズ
17RC2(out)SASI-C/Dトランスファフェイズ
18RC3(out)SASI-I/ODBの通信方向
19RD0(i/o)SASI-DB0
20RD1(i/o)SASI-DB1

PIC端子用途接続先備考
40RB7(i/o)FT245-DB7
39RB6(i/o)FT245-DB6
38RB5(i/o)FT245-DB5
37RB4(i/o)FT245-DB4
36RB3(i/o)FT245-DB3
35RB2(i/o)FT245-DB2
34RB1(i/o)FT245-DB1
33RB0(i/o)FT245-DB0
32VDDFT245-3V3
31VSSGND
30RD7(i/o)SASI-DB7
29RD6(i/o)SASI-DB6
28RD5(i/o)SASI-DB5
27RD4(i/o)SASI-DB4
26RC7(out)SASI-BUSY通信中は常にL
25RC6(in)SASI-HD LED本体の"HD BUSY"ランプ
24RC5(in)SASI-SELセレクションフェイズ
23RC4(out)SASI-REQハンドシェイク用
22RD3(i/o)SASI-DB3
21RD2(i/o)SASI-DB2

マイコン周辺をこのようにつないだ他に、
・VSS,VDD間にパスコン
・MCR信号をプルアップした
・SASI側の信号もプルアップしてみたりいろいろ試した
など、動作確認中に試行錯誤した痕跡があります。

動作確認中にわかったこと

FT245RLについては、データシート通りに信号線を制御すれば、
Tera termを使って比較的簡単に双方向通信のテストができました。
本題となるSASI信号の解析のためにも、ここで躓くわけにはいきません。

SASIコネクタのところでも少し書きましたが、SASI信号のHレベルが2.5V程度なため、
PICを5Vで動かしたところ、思ったような挙動になりませんでした。
テスタで見る電圧が2.5V前後のとき、ポートを読み出した値は0だったり1だったりになりました。

電気のことはあまり詳しくないのですが、PICの入力回路にあるシュミットトリガというのが
そのように機能しているのかな、とか思いました。

そこで、信号線をプルアップしてみたり、7414などのバスバッファを検討してみたりしましたが、
結果的には、マイコン側の電圧を3.3V(FT245RLが供給)に変えたところ、うまくいきました。

結局、プルアップが必要だったのかどうかとか、よくわからないところは残りましたが、
なんとかX68000が制御しているSASIバス信号を観測できる環境は整いました。

次は、PICマイコンのファームウェアを駆使して、SASI信号の内容に迫ってみます。


トップページへ

Copyright©2014 甘亀庵管理人

inserted by FC2 system